「こども六法」を読みました。

友人が読んでいるのを見て知ったのですが、メディアでも紹介され、一時品切になるような人気書籍のようです。
自分も法律を教える機会があるので、何か参考になるのでは、と手に取りました。

基本六法について、その法律の目的、またそのエッセンスを理解するための手がかりになるような 手がかりになるような条文を、
とてもわかりやすい言葉に置き換えていて感心しました。
法律家以外の人に法律用語や概念を説明しようとするとき、法律用語を使わないように、と思っていても、
どう置き換えるか、簡単ではないこともあります。

記事によると小学生のお子さんが夢中になって読んでいたということです。
わかりやすい言葉を使うということは授業でなくても普段の仕事の中でも心がけるべきことですね。

この本はイラストも可愛らしくて、細かいところまで見てしまいます。そんなところも楽しい、良い本です。

弁護士稲益みつこ